社会保険の中にも
医療保険(健康保険)
年金保険
介護保険
雇用保険
労災保険
5つ種類の保険がありますが
医療保険はさらに5つに分けられます
健康保険 会社員などの医療費を保障
船員保険 船員の医療費を保障
共済組合 公務員、教職員の医療費を保障
国民健康保険 自営業者、専業主婦など(上記以外)の医療費を保障
退職者医療制度 会社や役所を退職して国民健康保険に加入した人のうち、厚生年金や共済年金などを受給している65歳未満の人と、その被扶養者の医療費を保障
日本で働いている人の8~9割方は、会社員
サラリーマンやOLさんはほとんどは健康保険に入っていると思います
なかでも健康保険は加入する組合が、協会けんぽと組合健保に分かれます
ちょっとややこしいですが、ほとんどの会社員は、協会けんぽか組合健保の健康保険に入っているということですね
同じ社会保険ですが、組合が違うのでちょっと中身も変わってくるわけです
違いは大きく分けて3つあります
中小企業に多い協会けんぽ、大企業に多い組合健保
協会けんぽは、全国健康保険協会という団体が運営しています
一方、組合健保は常時700人以上の従業員が働いている企業が、自前で健保組合を設立したものです
健保組合は、複数の会社が共同で設立することもできますが、その場合は、合計で常時3,000人以上が必要となります
つまり、大企業または、そのグループ会社や子会社が中心です
現在は1,409の健保組合があります
都道府県別で保険料が決まる「協会けんぽ」
自分たちで決められる「組合健保」
協会けんぽと組合健保の違い2つ目は、保険料
協会けんぽの保険料は、協会が都道府県別に料率を設定します
この料率を、標準月額報酬という、給与額を丸めた数字に掛けて保険料を計算します
一方、組合健保の場合は、保険料率は3%~13%の範囲で健保組合ごとに設定して良いことになっています
実際には、協会けんぽよりも、少し安く保険料率が設定されています
あとひとつ違いがありますが、ちょっと詳しくなっちゃうので次回!( `・ω・´ )