社会保険の広義、狭義

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社会保険とひとくちに言っていますが、実は種類があるのを知っていますか??

社会保険とは、病気、怪我、災害、失業によって生活に困ったときのために助けてくれる、国民全員が加入する強制保険のことです

 

国民が相互に助け合う、という相互扶助の理念の下で作られた制度なので、必要に応じた給付がほぼ確実に受けられる代わりに、対象となる人は社会保険に加入します

 

民間企業が運営する生命保険や損害保険などの個人保険とは違って、一定の条件を満たす国民は社会保険に加入して保険料を負担する義務があるのです!( `・ω・´ )

 

一般的に社会保険という場合、会社勤めの人が加入する健康保険や厚生年金保険を思い浮かべる人が多いのでなないでしょうか??

でも本当の意味での社会保険はもっと幅広い保険制度のことを指しています\_(・ω・`)ココ重要!!

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狭い意味での社会保険とは

社会保険という言葉が使われる場合、会社で加入する健康保険と厚生年金のことを指すケースが多いような気がします

実際には狭義での社会保険とは、医療保険、年金保険、介護保険の3つのことを指します

 

医療保険

医療保険とは、ケガや病気、出産、死亡に対する保障制度です

こうした事柄が生じた時にかかる費用の一部が負担されたり支給されたりするものです

会社勤めの人なら「健康保険」、自営業者・短時間労働者・無職の人などは「国民健康保険」に加入することになります

 

年金保険

老後の生活、障害、死亡に対する保障制度です

積み立てた金額に応じて老後に年金が受け取れたり、病気やケガで障害を負った場合に受け取れる障害年金や、加入者本人が死亡した時に遺族が年金を受け取れる遺族年金などがあります

会社勤めの人なら「厚生年金保険」、自営業者・短時間労働者・無職の人などは「国民年金」に加入することになります

 

介護保険

高齢者や、年をとって介護が必要な人に対する保障制度で、40歳以上の人に加入が義務付けられています

訪問介護や老人福祉施設のなどのサービスを受けることができます

保険料は、65歳未満の人は健康保険や国民健康保険などの医療保険に含まれる形になっています

65歳以上になると医療保険と切り離され、原則として年金から天引きされます

 

広い意味での社会保険とは

広義の社会保険に含まれるものは以下の5つ

医療保険
年金保険
介護保険
雇用保険
労災保険

 

雇用保険

従業員の雇用の安定や促進を目的として作られた保険制度です

失業した際に一定期間給付金を受け取ることができる一般求職者給付

俗にいう失業手当(失業保険)です

 

労災保険

業務中や通勤中の事故・災害によって生じた病気、ケガ、傷害、死亡などに対して保障を行う制度です

一時金や年金といった形で給付を受けることができ、 災害にあった労働者の社会復帰や遺族への援助なども行います

 

まとめ

社会保険とは、医療保険(健康保険)、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5つを指し、狭い意味では前者3つを指します

また、雇用保険と労災保険を合わせて「労働保険」と呼ぶこともあります

 

会社の経理事務などで社会保険という場合、健康保険、厚生年金、介護保険の3つを指すことが多いです

 

本来の意味では、国民年金、国民健康保険、雇用保険、労災保険も含みます

 

大人が社会保険がどうのこうの言っていたら、このことなんだな、と覚えておくといいですね(。-∀-)