朝ごはんの摂り方はとっても重要です
それゆえ、朝食には不向き、という食事が結構あります
朝はパン食かご飯食か
さまざまな機関が統計をとっていますが、その多くで、日本人の朝食はパン食がご飯食を上回るという結果が出ています
朝食にパンはNG??
パン食はご飯食よりも糖質のとりすぎにつながりやすいため
パン食の場合、パンそのものにも糖質が多く含まれているのはもちろん、デニッシュのようなさらに糖分たっぷりの甘い菓子パンだったり、甘いジャムを塗ったりすることも多くなりがちです
また、原料である小麦粉や砂糖はご飯に比べて血糖値が急激に上がりやすいリスクもあります
血糖値の上がる要因と仕事への影響
そもそも通勤時は、朝のラッシュなどによるストレスが非常に強い状態にあります
血糖値はストレスでも上昇することが知られており、よって、通勤・通学する人にとって朝はたとえ甘いものをとらなくても血糖値が上がる傾向にあるのです
甘いものをとって血糖値が上がれば一時的に元気になりますが、血糖値が急上昇すると膵臓からインスリンが多量に分泌され、血糖値は急降下します
そうなると、会社に着く頃にはやる気が落ち、仕事のエンジンもかかりにくくなっています
なんとかエンジンをかけようと甘いものに手を出すと、また一時的に元気になりますが
それもつかの間、血糖値が下がるとともにやる気が下がり…
…こうした間食を繰り返すうちにやがて高血糖が慢性化し、糖尿病のリスクが高まります
そればかりでなく、慢性的な高血糖はインスリンを分泌するすい臓を酷使するほか
ストレスによって副腎皮質にもダメージが及び、腸の蠕動も低下するなど、臓器への負荷がどんどんとかかっていきます
また、1日中ひっきりなしに血糖値が上がったり下がったりしていたら、やる気も上がったり下がったりして、メンタルにも悪影響が及びそうですよね
朝の光を浴びるだけでなく、食事によって代謝のリズムを整えていくことも、生体リズムを整え、体調の改善につながってくるからです
食事くらい、自分の好きなものを食べたい気持ちもありますが
毎日を健康的に快適に過ごすためには、朝食にすこし気をつけたほうが良いのかもしれませんね( `・ω・´ )