本を読みなさい
子どものころはお母さんに
学生時代は先生に
社会人になってからは上司に
いつになっても本を読みなさいと言われます
たまにこれいいな参考になるなというのはありますが、興味がなければさらっと読み流していました
ですが最近気づいたこと
だらだらずらっと読み流していても意味がない
ふだん何気なく読み流している文章を、書き手の立場で「意識的に読む」だけで、文章力も上がるし、考える癖がつくんじゃないか
ということにやっと気づいたのです…(`・ω・´)
でも「どう」意識的に読めばいいのでしょう
文章が目に飛び込んできたときがチャンス
「意識的に文章を読む」などと言われると、
わざわざ本を買って読まないといけないのか…
とげんなりする人もいるかもしれませんが、文章を読む機会は「本」だけとは限りません
目にするすべての文章がその対象
【普段よく目にする文章】
■本
■新聞や雑誌
■仕事で使うビジネス文章(報告書、稟議書、企画書など)
■仕事で使うメール
■ウェブ上のニュース
■各種ホームページや販売サイト
■ブログやfacebook、twitterなど、SNS上にアップされる投稿
■電車の吊り広告
■街や駅などにあるさまざまな看板
■チラシやDM、冊子、カタログなど
■お店に置かれているPOP
■飲食店のメニュー
■スマホに届くメールマガジン
ほかにも、意識する・しないにかかわらず、私たちは、日々たくさんの文章に触れていますよね
何かしらの文章が目に飛び込んできたときこそがチャンス
その文章を「読み流す」か、それとも「意識的に読む」かそのどちらを選ぶかによって、文章力向上の効果に大きな差が生まれます
「意識的に読む」方法
意識すべきポイントは
1.誰に向けて書かれたか?
2.どんな目的で書かれたか?
3.何を伝えたかったか?(最重要メッセージは?)
4.読む人をどういう気持にさせようとしたか?
5.どういう展開になっているか?
6.言葉の選び方は適切か?
7.わかりやすく工夫されているか?
8.文章にムダはないか?
9.具体的な言葉を使っているか?
10.ストレスや不快感を感じないか?
「意識して見る」はスキル体得の常套手段
プロの俳優であれば、映画やドラマを見るときに、他の役者がどういう芝居をしているのかを「意識的に見る」のではないでしょうか
プロ野球選手(キャッチャー)であれば、他の選手がマスクをかぶっているときに、どういう配球で投手をリードしているのかを「意識的に見る」のではないでしょうか
プロのシェフであれば、他のシェフがどのようなレシピや手順で作るのかを「意識して見る」のではないでしょうか
あるいは、自分以外の人から盗みながら身につける
これはあらゆるジャンルに通じるスキル体得の常套手段
文章を読むときは、ただ「読み流す」のではなく、「意識的に読む」ことを心がけてみましょう♪