誰にでもやってくる死
いつなにが起きるかわからないのが人生ですよね
両親が居る実家を離れて働いている人など、お盆や年末年始、ゴールデンウイークしか帰らないという人
あと親が40年生きるとしたら、あと120回しか会うことはないのです
30年だとしたら、90回
20年だとしたら…帰る回数が少ないともっと
毎日顔を合わせていた頃には考えたこともなかったけど、こうして考えてみるとこまめに帰りたくなりますね
もし親族が亡くなったら、会社を休んでその葬儀のためや喪に服しますね
忌引きの休みは急に発生するもの
忌引きで休むこととなった日に、取引先との面会を予定していたり、お客様に連絡しなければいけない用事があったりする場合、業務の引継ぎなど、上司や同僚にいろいろと協力してもらわないといけませんよね
会社は弔電を出したり、社内へ通知したりするために、お通夜・お葬式の情報を管理しています
お通夜・お葬式の日程・場所・時間が決まったら、喪主名・会場名・会場住所・時間帯を、すぐに上司もしくは総務部へ連絡をしないといけません
「身内の不幸がありまして、お休みをいただきたいのですが」だけで済むわけではないのです
ペットが亡くなったら??
いまやペットは家族同然
家族同然に一緒に過ごしてきたのですから、立ち直れないほど悲しみに暮れる人も中には当然いるはず
一人暮らしが寂しくなってペットを買ったという人もいると思うし、実家に大好きなペットを残してきたという人、動物と関わりのある人は増えていますよね
ある会社は、自社の社員が飼うペットが死んだときに休みをとれる制度を、先月7月から導入しました
「ペットを失う悲しみは家族と変わらない
家族を弔うのと同じようにお葬式などの時間にあててほしい」
祖父母やきょうだいが亡くなった際と同じ最大3日間、忌引休暇をとることができるとしています
約300人いる社員の約3分の1が犬か猫を飼っていて、以前から要望があったため、先月から実現したそうです
ほかにも犬・猫を飼っている社員にペット扶養手当の支給している会社が出てきたり
「一生つきあって欲しい」として、社員の勤続表彰にならい、5年、10年、15年と飼育年数に応じて表彰する制度も導入する予定
ペットや動物関連の会社を中心にペットブームはさらに加熱しそう
まだまだ浸透に時間がかかりそうですが、家族ということを考えたら、どこの会社でもペットが亡くなったら忌引休暇というのが当たり前になる日がくるのですかね